普段、スキルマーケット・ココナラでWordPressでのホームページ制作を承っております。
ご依頼者の方から、お勧めのサーバーは何ですか?というご質問をよくいただきます。
これまでにご依頼を受けて、いろいろな会社のレンタルサーバーを扱ってきました。
実際に扱ってみて、コスパや性能、操作パネルも使いやすかったもの、使いづらかったものもありましたので、自分の経験をもとにお勧めのサーバーをご紹介させていただきます。
Contents
レンタルサーバーを選ぶ際に重視すべき点
WordPressでホームページを作成するときに、特に重視すべき点を上げさせていただきます。
- ホームページの表示速度が速い
- WordPessが簡単にインストールできる
- 操作パネル(コントロールパネル)がわかりやすい
- 無料SSL設定が簡単にできる
- コスパが良い
ホームページの表示速度は重要
とにかくホームページの表示速度が遅いのは致命的です。いくら素晴らしいホームページが出来てもページ読み込みに時間がかかってしまうと、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。
また、ホームページの表示速度は、Googleの検索順位を決める判断基準にもなっているといわれています。SEO的にも表示速度の速いサーバーを選んだ方が良いでしょう。
操作性も各社違う
WordPressをインストールしようと思って、サーバーのコントロールパネルを開けてみて、どこでどう操作していいのか???、というものもあります。初心者でも直感的にわかりやすい操作パネルがいいですよね。
割とWordPessのインストールは簡単に出来ても、無料のSSL設定はできるのに一手間、二手間かかるものもありますので注意が必要です。
独自ドメインが無料で利用できるサーバーがお勧め
WordPessでホームページを作成する場合、レンタルサーバーと同時に独自ドメインを契約する人がほとんどだと思います。
通常、独自ドメインを契約すると、例えば、.comドメインで年間更新料で1,200円~1,500円くらいかかります。
この毎年掛かってくるドメイン料が契約している間ずっと無料で使えたらかなりお得ですよね。
もちろんコスパは重要
サーバー料金は毎月掛かってきます。ホームページの運営って基本的に何年も続けるものですよね。月々数百円の差でも、10年、20年続けていけば相当の差になっていきますので、いくら高性能でもコスパが悪いのはNGです。
また、月々のサーバー使用料と同時に普通は独自ドメインの取得・更新料も掛かってきますので、独自ドメインを無料で使用できるサーバーはお勧めです。
【一番のお勧めはこちら】安定・安心のエックスサーバー
個人的に一番のお勧めは、エックスサーバーのスタンダードプラン(X10プラン)です。
月々のランニングコストは最低でも1,000円ほどかかります(キャンペーンや契約期間によっては月々500円くらいの場合もあります)が、他とは比べ物にならない安心感があります。
今までいろいろな会社のレンタルサーバーにワードプレスをインストールしてきましたが、エックスサーバーが一番コントロールパネルが多機能で使いやすいです。そして、なにより重たくなりがちなWordPressサイトでもとても高速・安定感があります。
WordPessのインストールも簡単ですし、無料独自SSLの設定、他サーバーからWordPressサイトを簡単に移せる機能、自動バックアップ機能、海外からのログインやコメントのアクセスを制限する機能など、便利な機能が充実しております。
あと、常にではないですが多くの期間でドメイン無料キャンペーンをやっており、これを利用することで独自ドメインを最大2つ無料で持つことができます。しかも、エックスサーバーを使っている限り永久に無料です。
WordPressサイトを運営するにあたって、サーバーとともにドメインが必要になります。ドメインとは、○○.comとか○○.jpといった、そのホームページの固有の名前です。これも取得・管理にお金がかかります。末尾の.comや.jpの部分によって値段が変わってくるので、安いもので数十円から数千円取得にかかり、翌年から年間更新料が数千円かかってきますので、ドメイン永久無料は本当に有難いです。
(エックスサーバースタンダードプラン(スタンダードプラン)の詳細はこちらから↓)
【表示速度重視なら】ConoHa WING(コノハウイング)
実際扱ってみて、ホームページの表示速度は、エックスサーバー並みか、それ以上に速いです!
操作パネルもわかりやすく簡単に操作でき、WordPessのインストール、無料SSL設定もあっという間に完了します。
コスパ良くて長期間の契約(36ヵ月)で月678円で済みますし、契約中は独自ドメインも無料で最大2つ使えるサービスもやっております。
これからレンタルサーバーを契約しようとお考えの方、レンタルサーバー「ConoHa WING」、おススメです。
詳しくはこちらから
【コスパ重視で考えるなら】ロリポップ!
次にお勧めなのは、コスパ重視でロリポップのライトプランです。
こちらは月々のランニングコストが264円~(ライトプラン)と格安です。データベースも1つしか使えないのと、さすがに前述のエックスサーバーに比べると重くなりがちですが、ちょっとしたホームページを1つだけ運営したい人ならこれで十番だと思います。
ロリポップはコントロールパネルも見やすく必要な機能も揃っているのでお勧めです。さすがにライトプランだと心配という方は、ハイスピードプラン(月々550円~)でもエックスサーバーの半額です。あと、最安のエコノミープラン(月々99円~)はWordPressに対応しておりませんのでご注意ください。
(ロリポップライトプランの詳細はこちらから↓)
また、ロリポップでサーバーをご契約した場合は、ドメインを別途取得・更新料を支払って用意する必要があります。
2020年9月29日から、ドメインの新規取得・更新が2つ無料になるサービス『ドメインずっと無料』の提供が開始されました(ハイスピードプラン以上)。
12ヵ月以上の契約でクーポンコードが発行され、ムームードメインで新規取得した.comドメインなどの対象ドメインが無料になります。
詳しくはこちらの記事もご覧ください。
まとめ
はじめてワードプレスサイトを作成するときに、最初のハードルがレンタルサーバーの契約だと思います。情報がいろいろと有り過ぎてどこのサーバー会社が良いのか迷ってしまいますよね。
私は仕事上、実際に上記の3つのレンタルサーバー以外にいろいろな会社のレンタルサーバーを扱ってきましたが、正直レンタルサーバー会社によって使い勝手やコストパフォーマンスはかなり差があります。
値段が高ければサービスが良い、性能・スピードが速いかと言ったらそうでもないし、コントロールパネルの使い勝手や機能も難があるものも多いです。
例えば、最近では当然のように使える無料のSSL化設定が有料のSSLしか使えないとか、ワードプレスのインストールまでの手順が複雑で分かりにくいとか。
あと意外と助かる機能として、エックスサーバーやConoHaWINGには、サイトデータの自動バックアップ機能があって、14日間毎日自動バックアップがされているので、最大14日前までのサイトデータに戻すことができます。ホームページを作成していて不具合が生じたり、ウイルスや不正アクセスによって修正不能になった場合でも、バックアップ期間内なら以前の状態に戻すことも可能です。
サーバー会社は後から変更しようと思ったらできないことはないですが、これも結構ハードルが高い作業になりますので、最初に失敗しないレンタルサーバー選びが大切だと思います。