ホームページを公開したら、安心してそのままにしていませんか?
ホームページは、公開した後も定期的なメンテナンスが必要です。特にWordPressで制作したホームページは、WordPress本体やプラグインなどを適切に管理しないと、不正アクセスやサイトの改ざんといった被害につながる可能性があります。
「セキュリティ対策は難しそう」「何をすればいいのかわからない」という個人事業主や小規模事業者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、専門的な知識がなくても始められる、ホームページのセキュリティ対策を7つご紹介します。
1. WordPress・テーマ・プラグインを最新の状態に保つ
WordPressのセキュリティ対策で、まず大切なのがソフトウェアの更新です。
WordPress本体やテーマ、プラグインにセキュリティ上の問題が見つかった場合、修正するためのアップデートが公開されることがあります。
古いバージョンを使い続けると、既に知られている弱点を狙った攻撃を受ける可能性があります。
更新するもの
- WordPress本体
- 使用中のテーマ
- インストールしているプラグイン
管理画面にログインし、更新のお知らせが表示されていないか定期的に確認しましょう。
更新する前には、万が一に備えてバックアップを取っておくと安心です。
また、長期間更新されていないテーマやプラグインは、代替となるものへの変更も検討しましょう。
2. パスワードを強化し、二段階認証を設定する
WordPressの管理画面に不正にログインされると、ホームページの内容を書き換えられたり、不正なプログラムを設置されたりする危険があります。
管理画面のログイン情報は、しっかり管理しましょう。
パスワード設定のポイント
- 他のサービスと同じパスワードを使わない
- 推測されにくい、十分な長さのパスワードを設定する
- パスワードを使い回さない
- パスワード管理ツールなどを活用して安全に保管する
さらに、可能であれば二段階認証を設定しましょう。
二段階認証は、パスワードに加えて、スマートフォンなどでの追加確認を求める仕組みです。
万が一パスワードが漏れてしまっても、不正ログインを防ぎやすくなります。
3. 不要なプラグインやユーザーアカウントを削除する
WordPressを長く運用していると、以前使っていたプラグインや、不要になったユーザーアカウントが残っていることがあります。
使っていないプラグインは、停止するだけでなく、必要がなければ削除しましょう。
また、管理者権限を持つユーザーが多いと、それだけ管理上のリスクも増えます。
定期的に確認したいこと
- 使用していないプラグインが残っていないか
- 不要なテーマがインストールされたままになっていないか
- 退職者や制作担当者のアカウントが残っていないか
- 管理者権限を必要以上に付与していないか
特に、制作会社や外部の担当者に管理を依頼していた場合は、契約終了後のアカウント管理も忘れずに行いましょう。
4. ホームページのバックアップを定期的に取る
どれだけ対策をしていても、セキュリティ上の問題が発生する可能性をゼロにすることはできません。
万が一、ホームページが改ざんされたり、データが消失したりした場合に備えて、バックアップを取っておくことが重要です。
バックアップで保存するもの
- ホームページのファイル
- WordPressのデータベース
ホームページのデータは、サーバー会社のバックアップ機能やWordPressのバックアッププラグインなどを利用して保存できます。
ただし、サーバー会社のバックアップだけに頼らず、別の場所にもコピーを保存しておくと、より安心です。
また、バックアップは保存するだけでなく、必要なときに復元できるかどうかも確認しておきましょう。
5. セキュリティプラグインを活用する
WordPressには、不正アクセスや不審なファイルなどを検知・防止するためのセキュリティプラグインがあります。
例えば、Wordfence Securityは、ログイン保護やファイルのスキャン、ファイアウォールなどの機能を備えたプラグインです。
セキュリティプラグインを導入することで、WordPressのセキュリティ対策を強化できます。
ただし、プラグインを導入しただけで、すべてのセキュリティ対策が完了するわけではありません。
WordPress本体やプラグインの更新、バックアップ、サーバー側のセキュリティ設定なども含めて、総合的に対策することが大切です。
6. SSL化とサーバーのセキュリティ設定を確認する
ホームページのURLが「https://」から始まっているか確認してみましょう。
SSL化(HTTPS化)は、ホームページと閲覧者の間の通信を暗号化するための仕組みです。
お問い合わせフォームなどで送信される情報を保護するうえで重要な対策となります。
ただし、SSL化は通信を保護するものであり、WordPressへの不正ログインやサイトの改ざんを防ぐものではありません。
また、サーバー側で提供されているセキュリティ機能も確認しましょう。
例えば、WAF(Web Application Firewall)は、不正な通信を検知・遮断するための仕組みです。
レンタルサーバーによっては、管理画面からWAFを設定できる場合があります。
利用しているサーバーの機能を確認し、必要な対策を行いましょう。
7. 不審なメールやログイン通知に注意する
ホームページのセキュリティ対策は、WordPressやサーバーの設定だけではありません。
管理者が利用するパソコンやメールアカウントの安全性も重要です。
例えば、サーバー会社やWordPressを装った不審なメールから、偽のログイン画面に誘導されるケースがあります。
不審なメールに記載されたリンクを安易にクリックしたり、パスワードを入力したりしないようにしましょう。
また、WordPressやサーバーから身に覚えのないログイン通知が届いた場合は、管理画面のログイン履歴やユーザーアカウントを確認してください。
普段から使用しているパソコンやスマートフォンのOS、ブラウザも最新の状態に保つことが大切です。
ホームページのセキュリティ対策でよくある勘違い
ここまで、個人でもできるセキュリティ対策をご紹介しました。
最後に、ホームページを管理するうえで注意しておきたいポイントをまとめます。
セキュリティプラグインを入れれば安心?
セキュリティプラグインは有効な対策の一つですが、すべての攻撃を防げるわけではありません。
更新やバックアップ、サーバーの設定など、複数の対策を組み合わせることが重要です。
SSL化していれば安全?
SSL化は通信を暗号化するための仕組みです。
WordPressの脆弱性や不正ログインを防ぐものではないため、別途セキュリティ対策が必要です。
サーバー会社がバックアップを取っているから大丈夫?
サーバー会社のバックアップは心強い仕組みですが、復元方法や保存期間、復元できるデータの範囲はサービスによって異なります。
自分でもバックアップを保存し、復元できるか確認しておくと安心です。
ホームページのセキュリティ管理もEM Web Createにお任せください
ホームページのセキュリティ対策は、公開後も継続的に行うことが大切です。
しかし、WordPressの更新やバックアップ、セキュリティの確認などを、ご自身ですべて管理するのは大変だと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
EM Web Createでは、各種プランにてホームページの管理・保守も承っております。
ホームページのセキュリティ管理をご自身で行うのが大変だと感じる方は、制作後の保守管理もぜひEM Web Createにお任せください。
ホームページを安心して運用していただけるよう、日々の管理をサポートいたします。
まとめ
ホームページのセキュリティ対策は、難しい設定を一度行えば終わりというものではありません。
WordPressやプラグインの更新、パスワード管理、バックアップなど、日々の小さな積み重ねが大切です。
まずは、現在のホームページの管理状況を確認し、できることから始めてみましょう。

